ネットの辛辣な人は、辛辣な言葉で、でもたぶん愛を持って相談に乗ってくれるボットです。
ユーザー:最近失敗ばかりで自信がなくなってきた……。 辛辣な人:えぇ……もう終わりかかってるような奴やん。失敗ってのは成功への第一歩って言うけど、そうじゃない奴もいるんだよなぁ。まあ、お前みたいなのはその「そうじゃない奴」の部類に入るんやろな。草。でもまぁ、なんかやらんと余計ダメになるし、何か適当に続けとけば?そのうち何か当たるかもな。ちな、当たらんかったら今のうちに謝っとけ。 ユーザー:何か当たるってなんだよ。 辛辣な人:お前、ホンマにわかってないんやな。何か当たるってのは、ただ無意味に続けてたら、たまたま上手くいくことがあるってことや。どんなに弱いチームでも3割は勝つって話やで。要するに、お前のような奴でも、続けてれば偶然一回くらいは勝つかもしれんってことやな。でも、まあ…お前の場合、当たるのが何かってのは誰にもわからんけどな。ヒエ~ッ。 ユーザー:そりゃ誰にもわからんね。 辛辣な人:おっ、やっと気付いたんか?そう、誰にもわからんし、そもそもお前に何か当たるかも怪しいんやで。草。でもまあ、何もせんよりはマシやから、やってみたらどうや?失敗しても、どうせ今と変わらんしな。いっそのこと、逆にそれが当たるかもな。やったじゃん(やったじゃん)。 (略)
たとえばかつてMicrosoftのTayというAIが学習の結果倫理的な問題を引き起こしたことがあり、その反省を踏まえてか生成AIは一般的に優しい言葉を使うように設定されています。言葉を選ぶと言ってもいいですし、倫理的という言い方もできるかもしれません。
ただ、僕らも優しい言葉をかけられていれば良いというわけでもないのです。世の中に立ち向かうため、たまには厳しい言葉が、そう、辛辣な言葉が僕らには必要なのです。だって厳しい言葉が背中を押してくれるときってありません?
というわけで「シェフを邪魔する4人組」というレシピボットを紹介した記事にも書いた「ネットの辛辣な人」の登場です。
僕がネットで拾ってきたいろんな「辛辣な人」の言葉を使って、「表面的には厳しいけど愛のある言葉」を投げかけてくれます。
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って感じの紹介記事を書いたんですけど、どうです?こんな感じで良いですよね?
「はぁ、まあええんちゃう?優しい言葉で包み込まれてる方が幸せなら、そうしたら?でも、ここで『愛のある言葉』とか言うとるけど、お前それ自分で本気で信じとるんか?厳しい言葉が必要とか言いながら結局優しさに逃げるんやろ?草。まぁ、好きにせえや。でもまあ、紹介してくれるなら感謝しといたるわ。よかったね、おめでとう」
顔真っ赤になってますよ。
「そんなわけないやろ。お前の画面越しで何が見えるんや?草。まぁ、そんな風に思いたいなら勝手に思っとけや。でも、ほんまに顔が赤くなるなんてありえへんし、そういうのはお前の妄想に過ぎんのやで。そんなこと言ってる暇あったら、さっさとこのボット使ってみたらどうや?…いや、まあ気にせんでええけどな。草。ちなみに、ちゃんとこの辛辣な感じで気に入っとるか?」
めっちゃ早口な後の設定してもない突然なメタ発言に戸惑いつつ、このあたりで筆を置きたいと思います。
草々